まったく、ダサいスノーボーダーが多すぎるぜ

いよいとスノーボードのシーズン突入!

毎年なんかこのくらいの時期になると、僕は心が高鳴ってしかたない。かつてはスノーボードバブル時代と呼ばれ、あの今は亡き千葉県は船橋ららぽーと前にそびえ立つ巨大冷蔵庫(インドアゲレンデ)ザウス(現在跡地はIKEAと化す)で湾岸エリアでもウインタースポーツを楽しんでしまえるという環境にも恵まれ、こぞってスキー場にスキーではなく、スノーボードを持った初心者で溢れかえっていた頃をちょっと懐かしくも思い出しつつ、今年はどんな冬になるだろうか?に夢を膨らませる、なんて日々。時は流れ、スノーボードでも日本がオリンピックでメダルをとるほどの実力をつけ、気がつけば定番のウインタースポーツになっている。もう、ブームということではないが、でも、スノーボードはやはり確実にスキーよりも若者に好まれ、おしゃれで、カッコ良いスポーツであることには変わりない。

今やスノーボードなくして、日本の冬は語れない。まあ、あの有名芸能人やアイドルたちもスノーボードにハマッていたり、みんながやりたいスポーツであることは間違いない。そして、今だにモテるスポーツ、美容院とかで「この週末はスノーボード」なんて話をちょっとかわいい系の美容師のお姉さんにするもんなら、「いいなぁ」「私はお休み、火曜(実は火曜は関東だけで、他エリアは月曜らしい??)なの」「俺、火曜休めるよ、一緒に行こうか?」「えっ、嬉しい、ぜひ♥」なんて展開は夢物語ではないのである。

そんなわけで、スノーボード。しかし、今や定番になってきたということは、完全なる右も左もわからない初心者さんではお話にならないわけで、せめてもこの文章を読んでいただいている諸君には「できる」スノーボーダーを装って、ゲレンデでもクールに振る舞って欲しいのである。勘違いしないで欲しいのは、決して上手くなることばかりにとらわれなくっていいこと。スノーボードの腕で競い合うには、もうこの道何十年なんていう僕みたいな拘りの偏屈おやじらが、意外と我もの顔でカッ飛ばしていたり、嫁に行き損ないそうな四十のボーダー(ボーダー違いか!?)ラインを超えるかの歳のスノーボード上手いわよお姉様方が華麗にターンを描いていたりと、そうそう目立てるものではない。

しかし、そこで諦めなくていいのがスノーボード。スノーボードはスポーツでありながらも、重要な部分がそのファッション的な要素にあること。だから、誰でもおしゃれなウエアをビシッと着こなして、良さげなボードをヒョィっと持って、苗場あたりを徘徊すれば「あ~この人イケてるわ~♥」という異性の視線を獲得することも可能なのだ。まあ、それには、それ相応のノウハウと、そういったアイテムを買うための資金が必要にはなるものの、そんな情報とマネーで、自分の格付けをググッとアップさせられるんだったら、安いものだと思うべきだろう。

大体、自分磨きには金をかけろは鉄則で、バブル時代は自分の持ち金以上のコストを費やして、自分に投資したもの(いや、異性への投資も惜しまんかった!)だ。それも、今や新幹線も便利に使えるわけで、車がなくても、おしゃれなスノーボードアイテムがありさえすれば、新幹線直行で行けるGALA湯沢あたりに異性を誘ってラブラブモードでスノーボードに行き、モテ路線を突き進むことができるのだ。あとは雪が無くならない限り、週末にそんな幸せな日々を続ければ良い。

と、暴走し始めると、持ち前の軽いノリが止まらない僕だが、この世界でダテに長生きしているわけではなく、それなりの優れた(自分でいうな!)ノウハウを所有し、それを伝授した人たち何組にも幸せを提供している実績もあるわけ。

これから僕が伝えることは、この冬にキミを幸せにするためのお話だと思ってもらってもいい。実際するのは、スノーボードの話だけど、このスノーボードっていう遊び、スポーツには幸せがいっぱい詰まっているっていうわけだ。こいつは僕も自信を持って言えること。ただ、この話をどう活かすかは、キミ次第。

じゃ、幸運を祈る!

by ジェイミー鈴木+
(2015.11.13)